「まだ20代なのにシワが~!」とお嘆きの方から、ときどきご相談いただきます。

20代でもシワが目立つことは、もちろんあります。でも、多くの場合、20代のシワは、加齢によるシワとは原因が異なります。だから、はっきり言って、『改善しやすいシワ』なんですよね。

というのも、20代で気になるシワは、肌の表面(角質層)が乾燥してシワになっていることがほとんどだからです。

一方、加齢に伴いできる『深いシワ』は、肌の奥(真皮)が紫外線などのダメージを受けることが原因です。

この真皮には、化粧品が届きません。そのため、深いシワを改善するには、体の内側からダメージを修復していくことになります。さて、どれくらいの時間がかかると思いますか?

実は、真皮の生まれ変わりは5年前後かかります。そのため、深いシワを改善するには、最低でもこれくらいの期間、根気よくシワ対策に取り組む必要があります。

一方、肌の表面(角質層)は、化粧品で対処ができる部分です。そのため、乾燥によって起こっているシワなら、化粧品を使い、角質層をしっかり潤すことで、十分改善を期待できます。

このように、目立っているシワのできる原因や場所が異なるため、20代のシワは改善しやすいのです。

でも、実際には、この20代のシワにうまく対処ができない方が多いです。

シワを見つけて慌ててしまうためか、お手入れ方法を誤ってしまうのです。また、そもそも、日頃行っているスキンケアの中に、肌を乾燥させ、シワを作る行動が混ざっていることも多いです。

そのため、一生懸命シワ対策を行っているのに、シワが改善されず、それどころか、せっかくの改善しやすいシワが、消えにくい深いシワに発展することもあります。

今日は、20代のシワ対策についてお話しますので、シワが気になる方は、ご自身のスキンケアの方法やシワ対策を振り返りながらご覧ください。

 

20代の人がシワを招きやすいスキンケア

次のようなスキンケアをしている場合、シワが起こりやすくなります。

1.アイクリームを塗っている

目元のシワ対策には、アイクリームを使う方が多いです。でも、アイクリームだけでシワを改善するのは難しいです。

そもそも『クリーム』とは、油分の多い化粧品です。アイクリームの役割は、『油分でフタをして、水分の蒸発を防ぐこと』です。 肌の乾燥を抑えるため、応急処置としては効果的です。

ただ、あくまでも油分ですので、アイクリームを塗るだけでは、肌の水分量は増えません。シワの根本的な原因である乾燥の改善にはつながらないのです。

2.落ちにくいマスカラやアイメイクをしている

落ちにくいアイメイク用品には、石油系の界面活性剤がよく使用されています。これには、『くっつきやすい』性質があり、その性質を利用して、落ちにくく作られています。

メイクのもちが良くなるためとても便利なのですが、一方で、肌に残りやすくもなります。その結果、肌を乾燥させたり、敏感にすることがあります。

また、落ちにくいメイクを落とすときには、ついつい力を入れてマッサージをしてしまうことがあります。こうした摩擦を肌の表面を傷つけ、シワの原因にもなります。

3.オイルクレンジングや固形石鹸を使用している

落ちにくいメイクを落とすためには、強い洗浄力を持ったクレンジング剤が必要です。

実は、こうしたクレンジング剤にも石油系の界面活性剤が使用されます。メイク用品と同様に『くっつきやすい』性質を利用して、落ちにくいメイクを落とすのです。ただ、これもメイクと同じように、肌に残りやすいです。

また、固形石鹸にも注意が必要です。

石鹸はそもそも界面活性剤のカタマリで、皮脂を落としやすいという性質があります。健康な肌状態の方なら問題ないかもしれませんが、シワができたり、肌が乾燥している場合には、皮脂を取りすぎて、肌の乾燥を促す場合があります。

4.顔をよくこする

化粧品でスキンケアをするときや、メイクをするとき、洗顔後にタオルで顔をぬぐうときetcゴシゴシ力を入れていませんか?

乾燥した肌は、摩擦に弱いです。日常生活の中で顔に触れる際、無意識に力を入れてしまっていると、強い摩擦が発生し、それによって肌がダメージを受けてしまうことがあります。このような生活習慣が、シワを作ることがあります。

 

20代でするべきシワ対策

では、できてしまった乾燥シワにはどのように対処していけばいいのでしょうか?

一番大切なのは保湿

何より大切なのは保湿です。

ここでいう保湿とは、たっぷりの水分と保湿成分を肌に与え、適度な油分でそれを維持することです。

先ほどお話ししたように、アイクリームや美容液のような油分の多い化粧品だけでは乾燥シワを改善することはできません。

以前のようにシワのないハリのある肌にするためには、水分・保湿成分・油分の3つをバランスよく肌に与えるケアをしましょう。もし、どうしてもアイクリームを使いたい場合には、化粧水などでたっぷりと肌に水分を与えてから、塗るようにしてください。

※アイクリームを塗る場合の注意点※

アイクリームのような油分が多い化粧品を塗ると、乾燥を感じにくくなります。これは、乾燥していないというわけではありません。単に、感覚として、乾燥を感じにくくなるのです。

このおかげで、肌状態を気にすることなく過ごすことができますが、肌そのものが乾燥していることには代わりありません。感覚に惑わされないように注意してください。そして、保湿ができる状況になったら、アイクリームを洗い流し、しっかりと保湿ケアを行いましょう。

詳しくは、目元の乾燥シワとアイクリームの使い方について詳しくお話したこちらの記事をご覧ください。

摩擦や刺激を与えない

落ちにくいメイクや、それを落とすためのクレンジング剤。顔に触れるときに起こる摩擦など、日常生活の中で何気なく行っていることが、肌に負担を与え、それが乾燥やシワを招いていることがあります。

顔に触れるものはできるだけ刺激の少ないものを選び、指や手で肌に触れる際にも、摩擦が起こらないように注意しましょう。

紫外線対策をする

紫外線は、肌の表面(角質層)を通り越し、真皮にまで到達します。

そして、肌を支えているコラーゲン線維やエラスチン繊維を壊し、『深いシワ』を作ります。

今、乾燥シワが気になるということは、肌自体は刺激に弱くなっている証拠です。このような肌は、紫外線によるダメージも受けやすくなっています。

今気になるシワはもちろん、これからもっと深いシワを防ぐためにも、紫外線対策をしっかり行いましょう。

 

まとめ

20代で起こる乾燥シワは、保湿を重視したスキンケアを行うことで、改善を十分期待できます。本日の話を参考に、毎日のお手入れを見直してみてください。

きちんと保湿ケアをしているのに乾燥シワができてしまった場合には、正しい方法で保湿ができていないのかもしれません。肌のうるおいを高める方法は、こちらをご覧ください。

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