敏感肌伝説(1) 敏感肌と紫外線とプール

私、井上を紹介する際に、「超がつくほど敏感肌で、乾燥肌」とお話しています。

しかし、「男性なのに、敏感肌~??」と、不思議に思われる方も多いので(笑)今回は、私がどれほど敏感肌なのか、詳しくお話したいと思います。

お暇な際に、ぜひご覧ください!

 

敏感肌と紫外線とプール

自慢じゃありませんが、私は生まれつき色白です。

叔母は生まれた当時の私を、「たっちゃん(←私のことです)は、洗い小芋みたいやったで~(^^♪ 」と表現します。小芋って、皮を剥くと中は真っ白ですよね。その小芋の白さで、私の色白が表現されています(笑)。

子供の頃から、初対面の人の第一声はもれなく「色が白いな~」でした。そのせいか、子供の頃は外で遊んでいても私だけ日焼けで肌が真っ赤になっていました。

本来、白色は黒色に比べて紫外線のダメージを受けません。例えば、子供の頃、虫眼鏡で太陽の光を集めて紙が燃える実験をしました。普通の白い紙より、黒い紙の方が圧倒的に早く燃えます。白色は太陽の光を反射させて、黒色は吸収するからです。

だから、肌も同じで色白の人より、色黒の人のほうが肌へのダメージは大きいはずです。なのに、自分だけが肌が赤くなって、ヒリヒリします。子供の頃は、不思議で仕方がありませんでした。

大人になり、化粧品に携わることで知識が増えたことで、この謎は解けました。肌の色が白いのは、メラニン色素の生成が少ないためです。

メラニン色素は、紫外線からのダメージを軽減する身体の防御機能です。それが少ないということは、紫外線に弱い、肌がダメージを受けやすいことを意味します。

つまり、色の白い人ほど紫外線から受けるダメージが大きい。紫外線は、日常生活の中で完全に避けることができない。だから、肌は、常に紫外線のダメージを受けて、肌が敏感になったり、乾燥してしまう。そのため私自身、私の周りにいる色白の人は、ほとんど敏感肌や乾燥肌でした。あなたの周りの色白の人も同じだと思います。

だから、子供時代、周りの友人たちは大丈夫でも、私だけが極度の日焼けを起こしていたのです。本当に痛くて辛かったのですが、今から思うと、かなりマシでした。2~3日すると痛みも無くなり、赤くなった肌も元に戻っていました。でも、18歳ぐらいから、歳を重ねれば重ねるほど、痛みの期間がどんどん長くなってきました。

私の実家は、滋賀県です。子供の頃は、よく琵琶湖に泳ぎに行っていました。でも、中学生になると部活に入り、高校生になると帰宅部で時間はあるものの、あまり泳ぎに行かなくなりました。どこかで、子供時代の嫌な日焼けの想い出が残っていたからかもしれません。

そんな私は、18歳のときにプール監視員のバイトをしました。実は、高額な時給に目がくらんでしまったのです(笑)。

久しぶりに夏の紫外線を浴びる環境。子供時代と同じペースで、紫外線を浴びてしまいました。

2時間ほど直射日光を浴びながらバイトをしていると、どんどん肩が痛くなってきました。そのときはプールに入っていたためか、そんなに気になりませんでした。でも、バイトが終わる頃には、バイト仲間から、

「井上!その肩どうしたんや?!」

と、言われるほど、真っ赤に腫れ上がっていました。

いざ帰り支度をしてTシャツを着ようと思うと、痛くて着ることができません。肩に少しでも触れると激痛が走ります。今までに味わったことの無い痛みです。

とは言え、上半身裸で帰るわけにはいきません。何とか痛みをこらえて、帰宅しました。家に帰って、すぐさまTシャツを脱ぐと、さらに悲惨な状態になっていました。

肩には、これまで見たことの無いほどの『大きな水疱(水ぶくれ)』ができていました。肩全体を覆うほどの大きさです。炎症を起こした部分にTシャツが擦れたことで、炎症を起こした結果でした。

大きい水疱はブニョブニョして、今にもつぶれそうです。この日は、慎重にガーゼを当てて、つぶれないように気を付けて寝ました。当然、寝ている間にも肩はこすれますから、ろくに眠れない夜でした。

朝になると、案の定、水疱はつぶれて皮がベロベロになっていました。ガーゼを取ろうと思いましたが、潰れた水疱が乾いてしまい、肩の肉と一体化していました。仕方がないので、その上に新しいガーゼを当てて、そのままバイトへ・・・。

もう本当に、本当に、心から辛かったです。

外に出た瞬間、太陽の熱さに激痛が走ります。自転車をこぐたびに、Tシャツがこすれ、痛みが倍増します。何もしてなくても肩の皮が突っ張ってヒリヒリします。

バイトに行っても日光の下に出ることができずに、ずっと日陰にいました。日光を避けて、日陰で身じろぎひとつせずに、プールに熱い視線を送る。完全な変質者ですね。プールを利用している人の目には、かなり異様に映ったと思います。

結局、その日もガーゼをつけたまま寝てしまいました。そして、翌日。
朝起きると、何だか変な臭いがします。

何だろうと不思議に思って部屋の中を探しましたが、臭いの元となるものはありません。不思議に思って、居間に行っても臭いがします。もしかして家全体が臭いのか?

と思っていたら、なんとその臭いは私の肩から発生していたのです!!

肩と一体化したガーゼを3日間つけっぱなしにしていたために、菌が繁殖して膿んでいたのです。そういえば、痛みと共にかゆみが生じていました。

自分だけが痛いのはまだしも、異臭を放つのは周りに迷惑をかけることになります。
「さすがにこれはまずい!!!」
意を決して、この3日間で私の肩の一部と化しているガーゼをはがす事にしました。

でも、痛い、痛すぎる。水でぬらしても完全に一体化しているために、ぜんぜんはがれません。どうしようかと思案していると、父親がズカズカと近寄ってきて、

「何してんねん、お前。ちんたらしてんと、一気に行くんや!!!」

と、言うや否や、両肩のガーゼを一気に剥がしました。

「!!!!!!!」

この時の記憶は、定かではありませんが、

「NO~~~~~!!!」と、叫んだように思います。

まさに、皮を引き剥がされる激痛

もだえる私とは反対に、父親は非常に満足気です。いや~、このときは本気で殺意が沸きました。

肩を見てみると、皮がきれいにはがれています。水疱の後の皮や、膿んだ部分諸共無くなっていました。

その後、消毒するときの痛みと言ったら。オキシドールを塗ると、バイ菌がいる証拠か、泡が一杯出てきました・・・。

次は、肩と一体化しないように油分の多いクリームをたっぷり塗ってガーゼを貼りました。そのお陰で、肩と一体化することはありませんでしたが、その後も痛みと化膿によるかゆみが続きました。

結局、完治したのは1ヶ月後でした。18の夏、ビターチョコのようなほろ苦い思い出です。

通常は、肌の悩みというと、シミやしわ、敏感肌、乾燥肌、ぐらいでしょう。でも、本当に肌の弱い人の悩みは、それらを通り越したところにあります。激痛を伴い、日常生活にも多大な悪影響を及ぼします。

『色白は、七難隠す』と、言いますが、そんなことはありません。『色白は、災難だらけ』が真実だということを、ご理解いただければ嬉しく思います。

でも、まだまだこんなのは序の口。ここからどんどん肌トラブルが噴出します・・・。

長くなりましたので、今回はここまでで。

次回をお楽しみ(?)に!

(著:井上龍弥

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