敏感肌伝説(3)敏感肌と塩素とメントールと人生の楽しみ方さて、今回も、私の敏感肌エピソードをお話したいと思います。

 

敏感肌と塩素とメントールと人生の楽しみ方

しつこいようですが、私は極度の乾燥肌&敏感肌です。

極力、日光を避けます。私にとっては、紫外線を浴びることは、レーザー光線で焼かれるような感覚です。(レーザー光線に焼かれた経験はもちろんありませんが。)

だから、海水浴なんてもってのほかです。行ったとしても、早朝か夕方しか泳げません。真っ暗な中で泳いでも楽しくないし、誰もいなくて寂しいので、もちろん行きません。

でも、私は、もともと泳ぐことが好きなんです。だから、野外は無理なので室内プールによく行きました。あの頃は、楽しかったな~。

でも、今は行ってません。いや、行けません。ある日を境に・・・。

その日は、突然やってきました

 

私が、プールにいけなくなった理由

いつものようにクロールで泳いでいると、脇にチクチクと痛みを感じます。「おかしいな~???」と思い、シャワー室の鏡で確認してみると・・・両脇と横腹が、なんと、真っ赤に腫れ上がっていました!まるで、水ぶくれのような腫れ上がり方です。

そして、時間とともに、ジンジンと痛みがひどくなってきます。(結局、2日ほど痛みがひきませんでした。)

腫れの原因は、『塩素』でした。

プールは、多くの人が使うため菌が繁殖します。それを防ぐために消毒目的で塩素が入っています。基本的に、水の量に合わせて、規定の塩素を定期的に入れることが義務付けされています。以前に市民プールのバイトをしていたときに、私も入れていました。

もちろん、普通の人には何の問題もありません。目に入っても大丈夫です。

私も、プールに入るぐらいならば大丈夫です。しかし、クロールで泳ぐと腕と脇がこすれますので、塩素が効いたプールの中で、肌同士がこすれることで刺激となり、炎症を起こしてしまったのです。

「なんてこったい!」

私にとっては衝撃的な事実でした。

私は、クロールが一番得意です。平泳ぎなら、脇もこすれないから大丈夫なのですが、、私は平泳ぎが苦手です・・・。得意なクロールが出来なくなったので、プールにも行かなくなりました。

それから十数年後。そのうち子供が生まれて、子供はスイミングを習いはじめ、泳げることが楽しくなった子供から、「プールに連れて行って!」とせがまれるようになりました。そこで、大阪にあるスパワールドに連れて行くことに・・・。

「まぁ~、クロールで泳がなければ大丈夫!」と思っていたら、私の肌はさらに弱くなっていました。そのプールは、大きな楕円形になっており、グルグルと周回できるようになっています。まだ子供が小さかったので、安全確保のため、一緒についていく必要がありました。

普通にプールの中をジャブジャブと歩くだけなら良かったのですが、
その一部に滝のようにプールの水が落ちてくるところがありました。
子供は大喜び。喜んで滝に突っ込んでいきます。私も、仕方が無いので後をついていきます。

そのとき、当然、頭がぬれます。上から水が降っているのですから当然です。

その日の帰り道、車を運転していると、突然、猛烈に頭がかゆくなってきました。

かいてもかいてもおさまりません。何とか家まで我慢して、妻に頭を見てもらうと、頭皮には小さな赤いブツブツがたくさん!

これまで、プールでも摩擦さえ起こさなければ大丈夫だったはずなのに、今では、頭皮に塩素が付着するだけで炎症を起こしてしまうように。

これでついにプールそのものに入れなくなりました。さらば、クロール。さらば、プール。

その後、私はどんどんと、さらに敏感肌になっていきました。

 

恐怖のチュービング事件

紫外線に対しても弱くなっていきました。今から5年ほど前、会社のスタッフとチュービングに行きました。

チュービングとは、大きな浮き輪に乗って川下りをする遊びです。水と太陽にはちょっと不安があったのですが、季節が9月下旬。時間帯がAM10:00頃ということで、大丈夫だと判断。いざ、チュービングスタート!

いや~、非常に楽しくあっという間に1時間が過ぎました。チュービング、オススメです!

楽しんだ後、着替え終わったスタッフFさんの足を見ると、真っ赤に日焼けしています。実は、Fさんは私と同じぐらいに肌の色が白いのです。もちろん、私の足も赤かったのですが、Fさんの足は赤色そのものになっていました。

人の不幸は蜜の味

昔のえらい誰かが言った言葉(たぶん。)

この時の私の心境は、まさにこの言葉通りでした。自分よりも日焼けした人を初めて見たのです。

私「これは痛いよ~、なかなかひかないよ~、俺よりひどいのはじめて見たよ~」

Fさん「え~、ホントですか~、嫌だな~」

・・・・で、結果はどうなったかというと、私の完敗です。

Fさんは、翌日、元気に出社していました。若干の痛みはあるものの、仕事にはまったく支障の無いレベルだったようです。

一方私は・・・

その夜、高熱が出て、足の皮膚が突っ張ってきました。ガーゼを水で浸して、それを日焼けした部分に敷き詰め、身動きひとつ出来ません。

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肌が突っ張って足を曲げることができません。もちろん、歩くだけで激痛が走ります。トイレに行くだけでも、涙が出てきます。

熱は一日で下がったものの、普通に歩けるようになるまで3日を要しました。完全に回復するには1週間もかかりました。どうやら18歳のときより格段に肌が弱くなっていたようです。

40歳になった今、どれだけ弱くなっているのか?考えるだけでも恐ろしい・・・。

 

それでも、『超敏感肌』でよかった?

弱くなっているのは、紫外線だけではなく、身体に付ける大半のものが該当します。

特に、ダメなのがメントールの入ったものです。メントールは、男性用のシャンプーや化粧品によく配合されています。使った後に、スーッと爽快感を与える成分です。

私は、あれを使うと炎症が起こります。頭皮に使うと、使った部分が赤くなり痛みを伴います。体の部分も同じようにヒリヒリと痛みます。そもそもメントールは体に役立つ成分ではなく、ただ、爽快感が気持ち良いように感じるだけの成分なので、避ければいいだけなのですが・・・。

その他にもボディーソープもダメなのものが多いです。ボディーソープの場合は、石油系の合成界面活性剤が多く、それが肌に残ります。これを化粧品メーカーは、『しっとり』と表現しますが、真実は肌が潤っているのではなく、肌に石油系の合成界面活性剤が残っているだけです。たぶん、これが私には合わないんだと思います。かゆくなってしまい、ダメです。

あと、基礎化粧品も合わないものが多いですね。どうも最近は、安全性よりも使用感を高めることや、何か『売り』を重視するものが多い気がします。

泡立ちの良い洗顔料などはその最たるものです。泡で顔を洗うのを当たり前のように思っている方も多くいらっしゃいます。しかし、実際には、汚れが落ちることと泡立ちは全く関係がありません

しかも過度に泡立ちを求めるために石油系界面活性剤を使っている洗顔料もあります。ここら辺もアウトですね。

こうして、私はず~っと、肌の弱さに苦しんでいます。ほんと、辛くて大変です。日常生活にも制約がかかりますし、単純に、痛みも辛いです。

でも、唯一、良いことがあります。それは、化粧品開発を仕事としたことです。

専門の勉強なんて一切したことが無い私が、紆余曲折を経て、偶然、化粧品会社に就職しました。その後、起業して化粧品メーカーになりました。まぁ~、自分の肌が弱くて、合うものがなかったから、この道を選んだのですが。

自分の肌の弱さが化粧品の研究に非常に役立ちます。私は化粧品を開発したら、まず、自分に試します。大体、最初は肌に合いません。そこから原因を探り、一つずつ問題を解消して安全性を高めていきます。

私の娘も、肌質を受け継いだようで、まあまあの敏感肌です。だから、娘でも試してみます。

すまない、我が娘よ。生まれの不幸を呪うがいいさ。

そして、自分が大丈夫だったら、スタッフに試してもらいます。スタッフが大丈夫だったら、お客さんに試してもらいます。私どものお客さんも敏感肌の方が多く、おおよそ数百人規模で試してもらうので、
かなり信頼性が上がります。これらを全て突破した試作化粧品が晴れて、商品化されます。

もちろん、私たちの化粧品を使った人全員に肌トラブルが起きないわけではありません。でも、安全性に関してはかなりの水準だと思います。もし、あなたが敏感肌で悩んでいるなら試してみてください!超敏感肌の私が開発した基礎化粧品はこちらをクリック(宣伝です。)

こうして、肌トラブルには悩みながらも、その悩みが仕事につながったお陰で、何とか肌トラブルもプラスだと感じています。もし、この仕事に就いていなければデメリットのみでした。

そういった意味では、この仕事そのものに感謝していますし、スタッフをはじめお客さんにも感謝です。人生、どんなマイナスがプラスに転じるか分からないものですね。

だからこそ、辛いことがあっても、長いスパンで見つめて、それをプラスに転じることが人生を豊かに生きる方法だと思います。たとえ、今が大変でも、それがプラスに変わることを信じて人生を楽しみましょう!

(著:井上龍弥

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