プラセンタドリンクにプラセンタは入っていない?

いまやどこでも販売されているプラセンタドリンク。ラベルに表示されている単位も統一されておらず、消費者としては非常に紛らわしいのですが、それ以上に驚くべき真実が!!!

なんと、『プラセンタドリンク』には、『プラセンタ』が入っていないのです。

『プラセンタドリンク』に『プラセンタ』は入っていない!

プラセンタドリンクについて調べていて分かったのですが、どうやら、巷で販売されているプラセンタドリンクに配合されているのは、【プラセンタ】ではないようです。

いや、【プラセンタ】は配合されているのですが、私や一般の人が考えている【プラセンタ】ではないというか・・・。ん~、説明が難しいですね~。

では、何が配合されているのか?配合されているものは、【プラセンタエキス】です。

「じゃあ、それでいいんじゃないか?井上は何を言ってるんだ?!」と、怒られそうですが、ちょっと待ってください。

【プラセンタエキス】とは、【プラセンタ】を水で薄めたものです。

【プラセンタエキス】と【プラセンタ】は、な、なんと、別物なのです

例えるなら、【カルピスの原液】と【カルピスウォーター】の違いです。含まれているものは同じでも、濃度が違うのです。

カルピスは水で薄めるとおいしいですが、プラセンタは薄めると、それだけ保湿などの効果が落ちてしまいます。ま、当然ですね。

つまり、プラセンタドリンク内に含まれている【プラセンタ】は、水で薄めたものを大量に配合しているということです。このやり方は、基本的に化粧品の原液を宣伝するときと同じ手法ですね。

確かに、ドリンクのラベルに50ml中、30,000mgのプラセンタエキスが配合と書かれているのを見るとプラセンタが大量配合されているように感じますよね。

でも、それは間違いです

正しくは、プラセンタドリンクとは、【プラセンタ】ではなく、【プラセンタエキス】が大量に配合されているドリンクだということです。

『プラセンタドリンク』に『プラセンタ』を配合できない理由

プラセンタの本当の原液というのは、ドロドロしていて、とても液状とは呼べないものです。それを考えると、50gの中に、30gものプラセンタを配合できるわけがありません。

配合できても、ドリンクのようにゴクゴク飲むのは難しいです。たぶん、粘度が高く、味も非常にまずいと思います。

一般で売られているような、さらさらの美味しいドリンクにはなりません。何と言っても、胎盤ですからね。

そして、何よりも200円程度の安価で作れるわけがない。本物の原料は非常に高価ですから、これだけ配合したら、数十倍の値段にする必要があるでしょう。

いや~、私の頭の中にいっぱいあった『?』がすべて解消し、スッキリしました!

で、この【プラセンタエキス】って、実際にどれぐらいプラセンタが配合されているのか?気になりませんか?もちろん、私は気になりました(笑)

あなたも気になっているかもしれません。だから、ちょっとだけですが、私が調べた内容を公開しますね。

公開!『プラセンタドリンク』本当の『プラセンタ』含有量

今回は、美容ドリンクや健康ドリンクを主に作っている某ドリンク製造工場の方の協力を得て、出回っている【プラセンタエキス】の含有料を調査しました。(調査実施は、2012年1月です。当時のドリンクを参照しています。)

協力くださったその方は、 「私も実は、他社の商品がなんでこんなに安く作れるのかなぁと疑問に思っていたんです。うちの企業努力が足りないのだと思っていました(笑)が、今回は真実を知るいいチャンスですから、協力します!」と、協力を買ってでてくれたのです。(Kさん、本当にありがとうございます。感謝です。)

こうして、原料メーカーから取り寄せた【プラセンタエキス】を徹底的に調べました。

まず、集めた原料の、水分と固形分がどのくらいの割合であるかを分析しました。ここでは、一般的に業界で出回っているプラセンタエキス4種類の情報を公開します。

① プラセンタ標準液
平均固形分:0.8%
水分:99.2%
② プラセンタ2倍濃縮液
平均固形分:0.967%
水分:99.033%
③ プラセンタ3倍濃縮液
平均固形分:2.22%
水分:97.78%
④ 某H社エキス 
平均固形分:1.667%
水分:98.333%

このうち「固形物」という表記が、本当のプラセンタ配合量です。

つまり、この集めたプラセンタエキスを使って50g中30,000mgプラセンタ配合のプラセンタドリンクを作った場合の『プラセンタ』含有量は・・・

●もっともプラセンタが濃いエキスを配合したもので、 50g中1.1g
●もっとも薄いエキスを配合したもので、 50g中0.4g

だということです。

最初の「市販のプラセンタドリンクには、50g中、プラセンタは30g入っている」というイメージとの違いに、ガッカリします。

これで、プラセンタドリンクに含まれている量は、本当はごく微量であるということはお分かりいただけたと思います。

果たして、プラセンタが微量に含まれたプラセンタドリンクにどれだけの効果があるのか?これで、200円という価格は、本当に安いのか?そもそもまぎらわしい表示をしている会社ってどうなのか?

ここら辺は、購入する人が決めることだと言えます。

ぜひ、ここで公開したプラセンタの含有量を吟味してプラセンタドリンクを購入するかどうかを決めてください。あなたのプラセンタドリンク選びの参考になれば、幸いです。

また、同じプラセンタでも、ドリンクではなく、化粧品として肌に塗るという美容法もあります。実は、ここにも、プラセンタドリンクと似たような誤解があります。気になる人は、今すぐこちらをクリック!

(著:井上龍弥

この記事があなたのお役に立てたならうれしいです。
下記をクリックしてもらえたらもっとうれしいです。
この記事があなたのお役に立てたなら、おなたのお友達にも教えてあげてください。
下記をクリックするだけでOKです。


ページトップへ