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2013年7月に、カネボウの美白化粧品による白斑発症が報告されてちょうど3年。先日、4名の白斑被害者とカネボウとの間で和解が成立したそうです。

カネボウ化粧品の製品を使用後に肌がまだらに白くなる白斑被害が生じた問題で、広島県の女性4人が同社に損害賠償を求めた訴訟は12日、広島地裁(小西洋裁判長)で和解が成立した。弁護団によると、カネボウが各原告に和解金を支払う内容だが、金額は明らかにしていない。 (引用元:『女性4人に和解金=カネボウ白斑訴訟-広島地裁』/時事通信

白斑の原因は、2009~2013年にカネボウが販売した美白化粧品に含まれる『ロドデノール』という美白成分と言われています。当時、問い合わせが20万件を超えるなど、社会問題になりました。

その動向は、このブログでも、 『美白成分に毒性?カネボウ白斑問題の原因とその後』 や『カネボウ白斑問題の一部が解明!やはり美白成分が原因』などの記事で取り上げてきました

4名の女性らは弁護団を通じて、「今後は治療方法の開発や再度防止に全力を尽くしてほしい」「残った傷も心の傷も言えない」とコメントしていることから、白斑の治療方法はいまだ確立されておらず、多くの人は完治していない様子です。長い人で7年、短い人でも4年、白斑に苦しんでいる人たちがいまだ多数いるということです。

多くの美白化粧品の美白効果は、『メラニンの生成を抑制する』ものです。本来メラニンは、私たちの肌を紫外線から守ってくれる役割を果たしています。つまり、紫外線が降り注ぐ環境で、私たちが健康に生きていくための必須の機能です。

それを抑制することで美白になるということですが、このような不自然なことをする代償は非常に大きいように思います。

美白化粧品を使うぐらいなら、手間はかかりますが帽子や日傘、UVカット化粧品などで紫外線をカットする方が、体を守る機能を抑制するより格段に安全です。特に、敏感肌や乾燥肌の方は、美白化粧品以外の方法で紫外線対策することをお勧めします。

井上龍弥

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