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先日、うちの妻が買ってきた女性向け雑誌を読んでいたら、薄っぺらい記事が載っていました。いわゆる『誇張記事』です。

結構、有名な女性誌だったので、「大手がこんなことよく書くな~」と思っていたら、ページの隅に「文:美容研究家 ●●●●」と書いてありました。

美容研究家?

初めて耳にする名称です。聞いたことがありそうでなかった肩書です。

 

美容業界に籍を置くものとして知識の無さを恥じながらGoogle(グーグル)先生のお世話(検索する、という意味です ^ ^)になりました。「美容研究家とは」と、キーワードを打ち込み、いざ、検索ボタンをポチっ!

すると・・・

 

美容研究家とは?

検索結果には、『美容研究家』という肩書を説明するようなサイトは全く出てきません。ウィキペディアにもありませんでした。

でも、『美容研究家と名乗る人のブログ』は、山ほどありました。ちなみに、検索結果は、1,360,000件でした。

また、そんな資格があるのか検索をしてみましたが、もちろんありませんでした。ほかに、美容業界の何人かに聞いてみましたが、「そんな資格は知りませんね~」とのこと。

Google(グーグル)先生でも知らないし、私の周りにも知っている人がいない、ということは、美容研究家という肩書に、決まった取り決めはなく、特に意味のないものだということです。名乗ったもの勝ち、ということです。

早速、美容研究家の人のブログをいくつか読んでみたところ、その内容は、とても美容を研究している人には思えません。

ほとんどは美容と関係のない日記です。
「●●に行きました」
「●●を食べました」
とか・・・。

美容と関係ありそうな題名をクリックしてみても・・・。
「昨日テレビで肌にいいって言ってた●●を食べました」
「●●化粧品がオススメ」
「一日、水を1.5~2.0リットル飲むのが健康の秘訣です」
「●日にラジオでます」
「健康のために歩きましょう」
など、非常に薄っぺらく、一体、美容の何を研究しているのか意味不明でした。

それにしても、このような人たちが大手の出版する美容雑誌の記事を書いていることに、心底驚きました。雑誌がどんどん売れなくなっている理由が分かります。

確かに、ある程度は話を盛らないと、読者に興味を持ってもらえないのは分かりますが、あまりに誇張された根拠の無い情報は嘘になってしまうのでまずいですよね。まぁ~、そのうち淘汰されていくのでしょうけど・・・。

 

増殖する美容研究家のような肩書や資格

 それにしても、こういった意味のない肩書や資格が毎年増えてきますね。みんな肩書や資格に弱いってことなんでしょうか?

昔からこういったことは『権威付け』と呼ばれます。日本人は特に権威に弱く、肩書や資格を有している人達の話を無条件で信じる傾向があります。

『美容研究家』って聞くと、「おぉ~、この人は美容のスペシャリストに違いない。この人の言うとおりにしていれば肌が綺麗になるんだ~」と思うんでしょうか・・・。

資格にしても、資格の名前に「美容」「健康」「管理」「士」「診断」とか入ると、それらしく見えます。でも、そのほとんどが合格率90%を超えてます。落ちるほうが難しい。落ちたら恥ずかしくて人に言えないレベルの資格です。

うちにも以前、「某●●●●士」の資格を取りませんか?という売り込みが来ました。合格率を調べると95%。運転免許証より高い合格率です。

100人受けたら95人合格する程度の知識に何の意味があるんでしょうか?「そんなことにお金を払うのはもったいない」と言って断りました。何か、こういった見せかけの小技って、人を騙してるみたいで嫌なんですよね。

もし、あなたの周りに、肩書や資格を売りにしている情報があったら、その肩書と資格の内容を調べてみてください。合格率を見れば、その情報のレベルが判断できます。

そういった意味では、情報者の真意を測る良い指標にはなると思います。『権威付け』を利用して、我々を操作しようとしているかもしれません。今、思い当たるものがある方は、早速、調べてみましょう!

 

ちなみに、私は無資格です。せいぜい、そろばん3級ぐらいです(笑)

資格を取らない理由は・・・、私は思い込みが激しく不器用なので、何か資格をとってしまうとその分野に縛られそうで嫌なのです。特に、苦労してとった資格ほど、その苦労を取り戻そうとしてしまい、資格を使うことに固執してしまいます。

それに、どんな資格であっても、今やかなりの人が持っているので、あまり優位性を感じませ。
私の周りにも資格に縛られて、その分野以外のことに取り組めない人がたくさんいます。

私は、いろんな分野からスキンケア(キレイ肌になる方法)にアプローチしていきたいと考えているので、分野が特定されるのは、非常にマズイのです。だから、これからも、無資格で行こうと思います。

井上龍弥

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