レシチン

  • 表示名称:レシチン
  • INCIコード:Lecithin
  • 一般名:レシチン

レシチンは、どのように作られるのか

卵黄や大豆より抽出されたリン脂質で、グリセロール、リン酸、塩基(コリン)の5つの物質が結合してできている。

細胞膜を構成している、動植物に欠かせない生体成分の一つ。

ひとつの分子内に親水性の部分と親油性の部分を持っている。

レシチンの性質

薬剤成分の皮膚への浸透性を高める効果に優れているため、医薬品、特に外用薬にも広く使われる。

血管拡張作用、発毛促進作用などを有すると言われている。

細胞間脂質の中に入り込み、水分保持力を高める効果があり、保湿剤、柔軟剤として高い効果を発揮する。

様々な乳化剤や油剤などを組み合わせて幅広く使われる原料。

レシチンがよく使用される製品

主に、乳化剤、皮膚コンディショニング剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、美容液、ファンデーション、メイクアップ化粧品、ヘアカラー、染毛剤、パーマネント剤などに配合。

食品分野にも欠かせず、乳化分散剤、食感改良剤として使われる。

更新日:2016.12.06投稿日:2013.10.04

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