グリコール酸

  • 表示名称:グリコール酸
  • INCIコード:Glycolic Acid
  • 一般名:グリコール酸

グリコール酸は、どのように作られるのか

自然界ではサトウキビや未熟のブドウの実や葉に含まれている有機酸で、白色の結晶か結晶性の粉末。

クロル酢酸を加水分解させるか、アミノ酸のグリシンに亜硝酸を作用させて作る。

リンゴ酸やクエン酸と同様のフルーツ酸の一種であり、肌の奥にある真皮中のコラーゲンやエラスチンなどといった細胞を増加させ、真皮を厚くする成分。

他のフルーツ酸と同じように身体の中に存在する。

グリコール酸の性質

角質の柔軟化効果や除去効果があり、乾燥でザラついた肌を滑らかに整える効果がある。

水に溶けやすい性質をもっている。

ピーリング作用(角質を剥ぐ作用)があり、余分な角質を除去しターンオーバーを促進する。

医療でケミカルピーリングとして使われることも多くなった。

保湿・血行促進・しわの改善などの効果が期待できる。

グリコール酸がよく使用される製品

主に、pH調整剤、保湿剤、浸透剤などとして、乳液や美容液、パック、UVケア化粧品、ケミカルピーリング用薬品などに配合。

更新日:2017.11.08投稿日:2013.11.15

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