グリチルリチン酸2K

  • 表示名称:グリチルリチン酸2K
  • INCIコード:Dipotassium Glycyrrhizate
  • 一般名:グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸2Kは、どのように作られるのか

マメ科植物のカンゾウ(甘草)根あるいは茎から抽出したものを、カリウム塩の形にしたグリチルリン酸の誘導体。

グリチルリチン酸2Kの性質

解毒作用と抗アレルギー、抗潰瘍作用があるため、医療では急性や慢性の皮膚炎に使われている。

水によく溶けるため、化粧水に使用されている。

消炎効果があり、肌あれやにきびを予防する目的の製品に配合されている。

アルカリ中和タイプの増粘剤と一緒に使うとゲル構造が破壊され粘度が低下する。

グリチルリチン酸2Kがよく使用される製品

主に、香味剤、消炎剤、皮膚コンディショニング剤、などとして、化粧水や美容液、薬用石けん、シャンプー、リンス、育毛剤などに配合。

更新日:2016.11.27投稿日:2013.11.15

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