解説!シミが生まれる計算式

こんにちは、スキンケアアドバイザーの下田梨絵です。先日、『ケラチノサイト』という肌細胞のお話をしたので、 「『メラノサイト』と似てますね」、というお声をいただきました。

『メラノサイト』ってご存知ですか?

あまり聞きなれない方も、『メラニン』という言葉ならどこかで聞いたことがあると思います。よく『シミの元』と呼ばれるあのメラニン色素です。

時期的にも、ちょうどこれから大活躍するのがメラニンとメラノサイトです。ただこの活躍の仕方がちょっと厄介で、きちんとしたスキンケアを行わなければかえって肌老化を招きます。そう・・・『シミ』になってしまうんです。

ということで、今回からしばらく『シミ』についてじっくりお話していきたいと思います!

「シミを絶対作りたくなーい!」と言う方も、「今あるシミを目立たなくしたい!!」と言う方も、ぜひこの記事を読んでシミのないキレイな肌づくりに役立ててください!

ではまずは、基本編。シミのこと、誤解していないでしょうか?

シミは動いている!?

肌の一部が、黒くなったり、褐色になったりして色が変わっている状態を私たちはシミと呼びます。

でも、どうして肌の一部だけ色が変わるのか、不思議じゃないですか?しかもシミは、大きさや形、濃さもさまざまでそれが大きくなったり、小さくなったり、薄くなったり、濃くなったり・・・

これには、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が深く関わっています。

実は、今、あなたが見ているシミと、一週間前に見たシミは、同じものではないのです。

 

表皮の奥にあるメラノサイト

表皮の最下層にメラニン色素をつくるメラノサイトがあります

これは、肌の表皮の断面を表した図です。表皮はこんなふうに4つの層に分かれています。この最下層『基底層』に、ケラチンでできた肌細胞を作る『ケラチノサイト』があります。

この肌細胞が、どんどん上層に上がっていってやがてアカなどになって排出されるのがターンオーバー(肌の生まれ変わり)ですね。

そして、このケラチノサイトと並ぶようにして、基底層には『メラノサイト』があります。『メラノサイト』の役割は、黒褐色の『メラニン色素』を作ることです。

どうしてシミだらけにならないの?

メラニン色素はタンパク質の一種で、小さな小さな粒状です。メラノサイトはこの粒を毎日毎日生み出しています。

というのも、メラニン色素がないと私たちが困ってしまうのです。メラニン色素には、紫外線を吸収したり、様々な刺激を和らげて、肌や体を守るという大切な役割があるからです。

ですから、これは止められません。私の肌でも、あなたの肌でも、毎日毎日、メラニン色素が作り続けられています。

メラニン色素はシミの元・・・。それが毎日作り続けられているなら、肌はシミだらけになってしまいそうですが、そんなことはないですよね。

それは、作られたメラニン色素が排出されているからです。

 

メラニン色素と肌の仕組み

小さい粒のメラニン色素は、排出されると、肌細胞の中に送り込まれます。

そうです、メラニノサイトの周りには、肌細胞のもとになるケラチノサイトがたくさんいます^^この肌細胞の中に、顆粒状のメラニン色素がふくまれるのです。

そのまま肌細胞は、肌の表面に押し上げられていきます。そして、最後にはアカとなって、体の外に排出されます。

つまり、メラニン色素は、確かに作られ続けますが、排出もされ続けるため、「肌の色が変わってしまう」、「シミだらけになってしまう」ということはないのです。これが本来のメラニン色素と肌の仕組みです。

でも、じゃあ、シミってどうしてできるのか?

カンタン解説!シミが生まれる計算式

カンタンです。このメラニン色素の代謝(生まれて、出ていく仕組み)のバランスが崩れてしまう場合です。

分かりやすいように(算数に弱い私が!)プラスとマイナスでシミの仕組みを計算式にしてみました!(大丈夫!分かりやすいはずです!)

まずは、健康な肌の場合

メラニン色素が・・・

【生まれる(1)】+【出ていく(-1)】=【0(シミのない肌)】

プラスマイナスゼロで、キレイな肌です♪

一方、シミができるのは、次の2つの場合

メラニン色素が・・・

【生まれる(1)】+【出ていかない(0)】=【1残る(=シミ)】

または、

【たくさん生まれる(2)】+【出ていく(-1】=【1残る(=シミ)】

 

イメージしていただけたでしょうか?

1つ目の場合は、『メラニン色素が出ていかない』、つまり、肌のターンオーバーが滞っていることが原因です。

アカとなってうまく排出がなされないため、メラニン色素を含んだ肌細胞が、肌の中にどんどん溜まっていきます。

その結果、次第に色素の色が目立ち、「あ、シミだ!」となってしまうのです。

 

2つ目の場合は、『メラニン色素が過剰に分泌される』という状態です。

メラノサイトは、刺激を受けることで、メラニン色素の生成を行います。 この刺激は、主には紫外線、それ以外にも、ホルモンや肌の炎症等さまざまです。

こうした刺激を受け続けたり、集中して強い刺激を受けてしまうと、メラノサイトは混乱して、メラニン色素を過剰に生成してしまいます。さらに厄介なのは、刺激が収まった後も、生成が止まらなくなってしまうことです。

その結果、排出される量よりも、生み出される量が上回り、メラニン色素を含んだ肌細胞が肌に増えてしまいます。

実際には、この2つの現象が、同時に起こっている場合がほとんどです。

常に増えたり、排出されたりが行われているので、シミは濃くなったり、薄くなったり、大きさや形が変わったりするのです。決して一定ではありません。

つまり、目に見えているシミは、メラニン色素の生成と排出が、バランス良く行われていない状態そのものなのです。

ここまで読んでくださったあなたなら、もうお気づきですね。この『メラニン色素の生成と排出』のバランスを整えることがシミやくすみのない、透明感のある肌を作る根本的な解決方法です。

まとめ:シミは諦めるものじゃなかった

肌のことを学ぶようになって、驚いたことはたくさんありますが、シミの仕組みもそのひとつでした。

メラニン色素がシミの元と言うのは知っていましたが、それが生み出され続けていることも、外に排出されているということも、まったく知りませんでした。

だから、シミは、なんというか・・・ 『ずっとそこに貼りついているもの』というイメージでした。できてしまったらなくならないものだと思っていました。もう諦めるしかないものだと・・・。

そもそも、メラニン色素が肌に必要なものだということも知らなかったくらいですから、「おいおい・・・」と突っ込まれそうですが^^;

とにかく、シミができる仕組みや対処法を知ったときは、希望を持てて嬉しかったことを覚えています。

ということで、今後も、具体的なシミ対策をご紹介していきたいと思います!少しずつでも肌のことを知って、シミのない理想の肌を手に入れましょう♪

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