マイクロクリスタリンワックス

  • 表示名称:マイクロクリスタリンワックス
  • INCIコード:Microcrystalline Wax
  • 一般名:マイクロクリスタリンワックス

マイクロクリスタリンワックスは、どのように作られるのか

石油原油中に存在する固形の炭化水素。 ワセリンから固体成分を分離して精製してつくられたワックス油分。

主成分は高分子のイソパラフィンで、白色~薄黄色の微結晶からできている。

マイクロクリスタリンワックスの性質

炭化水素は、精製しやすく、さらに、多くの油分成分に溶けやすい性質がある。

粘り気が強く、延伸性をもち、低い温度で脆弱にならず、緻密、微細な細晶で融点が高く、粘着性特に加熱粘着性が優れ、他のロウに混合すると結晶の成長を抑制する。

また液体油と混合すると液体油が分離して発汗するのを防ぐなどの特性をもっている。

多くの油分成分に溶けやすく、酸化変質することがなく、熱や紫外線にも安定している。

オイルベースの増粘剤、固形化剤としても配合されている。

マイクロクリスタリンワックスがよく使用される製品

主に、結合剤、増量剤、乳化安定剤、親油性増粘剤、油剤などとして、クリーム、美白クリーム、アイシャドウ、口紅、スティック状製品などに配合。

更新日:2017.11.01投稿日:2013.07.22

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