春や秋の花粉の時季、風邪をひきやすくなる冬などに、大活躍するマスク。街を歩いていても、マスクをつけている人にたくさん出会います。

そんな中で、ニキビとマスクの関係でお悩みの方も少なくありません。

私たちも、こんなご質問をいただくことがあります。

「マスクをするとニキビができるって本当ですか?」
「マスクをつけると、ニキビが悪化しませんか?」
「ニキビを隠すために、マスクをつけても大丈夫ですか?」

 
一言でお答えすると、マスクをつけることで、ニキビが悪化する恐れはあります。

でも、だからといって、「マスクがニキビの原因だ!」とは思わないでください。

実際、マスクをつけているのにキレイな肌の人はたくさんいますよね。

まずはこの記事で、マスクがニキビに与える影響と、ニキビの本当の原因を探ってみましょう。今あるニキビにどう対処すればいいかヒントが見つかると思います。

詳しくお話しますね。

『悪化』することはあっても、
マスクだけでニキビはできません

ニキビは、毛穴の中に皮脂が詰まることで生まれます。

その中でも、口周りや顎にできるニキビは、 ホルモンバランスの乱れや胃腸が弱ること、 寝不足で疲れが溜まっているときなどに、できやすいといわれています。

このようなときは、皮脂が過剰に分泌されたり、肌のターンオーバーが滞り、毛穴の周りの角質層が厚くなりやすいからです。

また、口周りは顔の中でも乾燥しやすい部分です。肌が乾燥すると、毛穴の周囲も硬くなり、分泌された皮脂が詰まりやすくなります。これにより、ニキビはできやすくなります。

現在、口の周りにニキビができている場合や、マスクをつけ始めたらニキビができたという場合は、そもそも、このようなさまざまな要因が重なって『ニキビができやすい肌状態』になっていることが考えられます。

つまり、マスクそのものがニキビの原因ではないということです。

このような肌状態でマスクをつけることが肌にとっては刺激となり、ニキビをできやすくしたり、悪化させてしまっているのです。

マスクがニキビを悪化させる
3つの要因

1.摩擦

ニキビを悪化させる一番の要因は、摩擦です。できてしまったニキビにとって、摩擦は大敵です。マスクの端、ヒモなどと肌は摩擦を起こしやすいのです。

2.乾燥

マスクで、口元をおおっているときは外気の乾燥から肌を守ります。しかし、つけていると熱がこもり、マスクをはずしたときにその熱が一気に奪われます。このとき、肌が一気に乾燥します。このように、余計に肌を乾燥させることがあります。

3.蒸れやすさ

呼吸によってマスクの中に湿気がたまり、蒸れやすくなることも、ニキビを悪化させやすいとも言われます。

以上のことから、ニキビのある状態でマスクを使うことはおすすめしません。

風邪を引いたとき、寒いとき、どうしてもニキビを隠したいときなど、一時的に使うことをおすすめします。

ただ、マスクをつけたくなるときや、必要にかられることもあると思います。そういう場合は、次の点に注意してご使用ください。

マスクを使うときの注意点

1. 大き目の、素材が柔らかいマスクを使う

肌に触れる面が少なくなるよう、少し大きめのマスクを使いましょう。また、肌に触れる部分がなめらかで柔らかい素材のものを選びましょう。

2. 毎日は使わない

摩擦を与える時間や期間が長いほど、ニキビを悪化させやすくなります。マスクを利用する機会はできるだけ少なくしましょう。

3.清潔なマスクを利用する

使い捨てマスクの場合は、長くても一日一日使用したら必ず新しいものを使いましょう。一日のうちに、何度か付け替えることもおすすめします。

4.マスクを外す前に一工夫

軽く保湿してから、マスクをはずすようにしてみてください。急激な温度差から、肌が乾燥するのを防ぐことができます。

まとめ

ニキビの根本的な原因を解消するケアを始めましょう

マスクをつけてニキビを隠せても、肌のニキビはなくなりません。

また、マスクの付け方を工夫して、ニキビの悪化を防げたとしても、ニキビの根本的な原因は残ります。

つまり、現在、ニキビができやすい肌状態になっているという現実です。

これを解消しない限り、マスクの使用してもしなくても、ニキビは繰り返すことになります。

根本的にニキビを改善するためには、肌そのものを柔らかくして、ニキビのできにくい肌を作ることが大切です。

また、最初に少しお話したように、口の周りや顎のニキビは、体の内側からの影響も大きいです。栄養バランスのとれた食事をする、睡眠の質を高める、体を温めるなど、体そのものへのアプローチもぜひ併せて行いたいですね。

ニキビができにくい肌を作るための、具体的なお手入れ方法は、こちらをクリックしてご覧ください。