コラーゲン

  • 表示名称:コラーゲン
  • INCIコード:COLLAGEN
  • 一般名:コラーゲン

コラーゲンは、どのように作られるのか

コラーゲンには、ウシや豚の皮膚や骨髄組織から抽出されたもの、ウシの胎盤から抽出されたものの2種類があり、化粧品成分で使われるコラーゲンは、主に、若いウシの皮膚から抽出された水溶性コラーゲンが用いられていました。

しかし、2001年の狂牛病問題(BSE問題)を境に、ウシ由来に代わるコラーゲンが使われ始めました。主には、ブタやニワトリ由来、鮭・マグロなどの魚由来です。

コラーゲンの性質

魚類や哺乳動物から得られるコラーゲンには、可溶性コラーゲンがごくわずかしか含まれていません。可溶性とは液体に溶ける性質のことです。化粧品原料として使用するために、不溶性コラーゲンを可溶性に加工をして用います。可溶性コラーゲンは『ソルブルコラーゲン』とも呼ばれています。

ちなみに、コラーゲン分子の両端には、『テロペプチド』と呼ばれるアレルギー症状を起こす可能性のある抗原(アレルゲン)があります。不溶性コラーゲンは、このテロペプチド同士がつながった状態になっています。そこで、コラーゲン分子をタンパク室分解酵素などで処理が施され、肌への安全性を高めた『アテロコラーゲン』を作ります。

もともとコラーゲンは、タンパク質ながらアレルギー反応を起こしにくいことで知られておりますが、アテロコラーゲンにすることで抗原性が除かれ、さらに安全な原料となりました。

皮膚表面の保湿効果と、荒れた皮膚表面をなめらかにする効果が高い。さらに、化粧品の使用感を良くする効果もある。

コラーゲンがよく使用される製品

コラーゲンはそのまま配合するだけでは十分に効果を発揮することができません。それは、コラーゲン分子同士は結合すると沈殿するため、保湿効果が発揮できないためです。

そこで、コラーゲンは誘導体という形に加工され、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤、爪コンディショニング剤などとして、化粧水や乳液、美容液に配合されます。


 

投稿日:2018.11.06

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