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カネボウ化粧品は、2015 年 3 月 1 日に、日本を中心にアジア各国・地域で展開するセルフスキンケアブランド「フレッシェル」をリニューアルし、いきいきとした“大人のすっぴん美肌”に導くスキンケアシリーズとして、オープン価格で発売します。 引用元:『カネボウ 美白化粧品『フレッシェル』をリニューアル』/カネボウリリース情報

先日、こんなリリースを目にしました。白斑問題の原因とされている『ロドデノール』が含まれていないので、問題が発覚した後も継続して販売していたそうで、そのリニューアルだそうです。

まぁ、化粧品メーカーからすれば、美白化粧品は利益率も高くドル箱なので販売を止めることは難しいところです。しかし、万が一、リニューアル後の『フレッシェル』で肌トラブルが起きたら、今度こそカネボウのブランド価値が無くなることになるでしょう・・・。

また、今だに白斑被害者が1万人もいること、白斑のメカニズムが特定されていないことを考慮すると、果たして正しい選択なんだろうかと疑問が残るところです。

そして、不思議なことに・・・11月25日にこのリリースに対するニュースが流れたのですが、今日このニュースを検索すると、大半の記事が削除されている・・・ニュースの中には、「カネボウが昨年7月に白斑問題を公表してから、美白化粧品の全面改良は初めて。関係者は「被害者対応が先決では」と指摘している。」と書いていたので、どっかから何らかの圧力がかかったのかなあと勘ぐらずにはいられなくなりました(笑)
(ここは残っていましたが、そのうち消されるかもしれません↓ まあうちも消されるかもしれませんが・・・)

カネボウが昨年7月に白斑問題を公表してから、美白化粧品の全面改良は初めて。関係者は「被害者対応が先決では」と指摘している。 引用元:『カネボウ、美白化粧品改良 白斑問題後、初めて』/共同通信

美白成分で白くなることは、本当に肌に良いことか?

美白化粧品の持つ『美白効果』には、私は疑問を持っています。

肌が黒くなるからと言って、メラニン色素を『悪者』に仕立て上げ、メラニン色素の生成を抑制する美白効果を、「肌が白く、きれいになる」と『正義の味方』のように装っている化粧品メーカーが多いです。しかし、紫外線のダメージは、本当に恐ろしいものです。

地球に大量に降り注ぐ破壊力抜群の紫外線。でも、その紫外線を遮る働きのあるオゾン層のおかげで、地球上の生物は生きていけるのです。もし、オゾン層がなければ、今のような生態系を形成することはできません。実際に、オーストラリアなんかは、オゾン層が薄くなっていたり、穴が開いているので、皮膚がんの発生する可能性が飛躍的に高いのです。特に、紫外線から身を守る機能の低い子供たちは強烈な紫外線の害に苦しんでいます。そのため、オーストラリアでは1980年代からサンスマートプログラムという紫外線対策に取り組んでいます。

そう考えると、地球にとってのオゾン層と同じ働きをするのが、肌にとってはメラニン色素です。 そのメラニン色素が生み出されるのを抑制するということは、オゾン層の働きを無くそうとする行為です。オゾン層が無くなると、我々人類は皮膚ガンなどの甚大な被害によって苦しむことになります。

メラニン色素を抑制して美白を手に入れたとしても、私たちの肌や体にはどんな恐ろしいダメージが蓄積されるのか・・・ちょっと想像するだけでも恐ろしい話です。

また、このような紫外線のダメージによって、シミやシワが増えるのはもちろん、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなっている場合もあります。なんせ、皮膚がんの原因になっている訳ですからね。誰か、美白化粧品を長年使っている人とそうでない人の肌トラブルを調べてほしいところです。

以上のことから、急いで美白しなければいけないようなのっぴきならない事情がある人以外は、化粧品メーカーの『美白』に踊らされず、本当に肌に優しいものを使うことをお勧めします。

井上龍弥

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