目元のくすみ・色素沈着をストップ!するアイメイク4つのポイント

人の肌の印象を決める要素はさまざまです。

例えば、

  • 肌のキメ
  • カサつき
  • 毛穴の目立ち
  • 赤み
  • ニキビ
  • シワ
  • たるみ

このような肌状態の程度によって、見た目年齢や、などなど。

その中で、意外と見落としがちなのが『目元のくすみ』です。

言うまでもなく、目元は、顔はもちろん、内面を含めて、その人の印象を決める重要な箇所です。

この目元に、シワやたるみが目立つと、それだけで見た目年齢はぐっと上がってしまいます。

そして、シワやたるみほどハッキリ分からないがゆえに、知らず知らずのうちに印象を老けさせてしまっているのが『くすみ』なのです。

今回は、この『目元のくすみ』の原因と対策を見ていきましょう。

実は、毎日、何気なく行っているあんなことやこんなことが、いつの間にか目元をくすませていることがあるのです・・・!

目元はこうして老けていく!

例えば、こういうことありませんか?

メイクをきっちり落とした後なのに、まぶたが茶色く見える。
目の際(きわ)が、影が落ちたように暗い。

これは、摩擦による色素沈着である可能性が大きいです。毎日メイクをしている女性には、よく起こるトラブルです。

目元のくすみの正体
『色素沈着』って何?

紫外線を浴びると、肌の奥にあるメラノサイトは黒色のメラニン色素を生成します。肌表面を黒くすることにより、外部からの刺激(紫外線)から肌を守るためです。このメラニン色素が肌にたまった状態を『シミ』といいます。

実は、これと同じことが『摩擦』に対しても起こります。特に、同じ場所に繰り返し摩擦を受け続けると、肌はメラニン色素を過剰に生成します。

これがくすみの元『色素沈着』です。

「心当たりはないなぁ」と思われる方も、次の項目をチェックしてみてください。

  • アイシャドウを塗るときのチップやパフ
  • アイラインを引くときのペン先やブラシ
  • つけまつげをつけるときのノリ(グルー)
  • つけまつげを外すときのひっぱり
  • アイメイクを落とすときに使う拭き取りクレンジング
  • メイクを落とすとき、洗顔をするときに目元をゴシゴシこすること
  • 花粉やアレルギーなど、目元がかゆいときに、指や手で掻くこと

これらは全て『摩擦』を起こします。

しかも、毎日のように繰り返して行うことが多いです。その結果、色素沈着を起こし、目元にくすみや黒ずみを残してしまうのです。

余談ですが、目元の色素沈着については、『メイク料が肌にしみこんで黒くなる』と言われることがあります。でも、これは誤解です。目元をくすませるのは、あくまでも『摩擦』による刺激です。

この色素沈着を防ぐためには、『摩擦』を起こさないことが一番です。

まずは、毎日行うアイメイクの方法を見直してみてください。

メイクは、色素沈着を引き起こす一番大きな要因ですので、できるだけ摩擦を起こさない方法を身につけるだけで、目元の老化を抑えることができますよ。

目元ハツラツ!マイナス5歳をキープする
アイメイク4つののポイント

1.メイクの仕方

毎日のメイク、ブラシやチップを持つ指に力が入っていないか、アイシャドウやアイラインを引くときに、ぐいぐい力を入れていないか、もう一度チェックしてみてください。

メイク用品を選ぶときは、ついつい仕上がりの『色』や『質感』を重視して選んでしまいます。

でも、力を入れないと色がのらないメイク用品だと、どうしても摩擦を起こしやすくなります。

ですから、これからメイク用品を選ぶときには、『摩擦を起こさないかどうか』も判断基準にすることをおすすめします。

アイシャドウやアイライナーなどのメイク用品は、伸びやすく、発色が良いものを選ぶとよいでしょう。

2.メイク道具の選び方

ブラシやパフ・チップなどのメイク道具を、できるだけ柔かいものにすることでも、摩擦を軽減することができます。

また、適宜、取り換えることも大切です。

毎日使っていると、ブラシやパフ・スポンジ・チップも摩耗していきます。

とくにチップは小さいので、気が付くと、使い始めたころにあったフワフワ感が無くなっていることも多いです。

この機会に、現在使用されているメイク道具をよ~くチェックしてみてください。

硬くなったパフやチップ、毛先が切れたり、触るとチクチクし始めたブラシは、買い替えのタイミングです。

また、一言に『ブラシ』と言っても、使われている毛の種類によって、肌あたりがかなり異なります。

目元のくすみ対策に、ぜひメイク道具にもこだわってみてください。

3.メイク方法の見直し

ブラシやチップなどのメイク道具の代わりに、指でメイクすることもおすすめです。

指は顔と同じ皮膚ですので、負担を一層軽減することができます。

極細のラインを引くのは少し難しいかもしれませんが、アイシャドウでグラデーションを作ることも、濃いパウダーでアイラインを引くこともできます。

ちなみに、私はもうかれこれ10年以上、ほぼ指だけのアイメイクを続けています。

決して器用なほうではありませんが、指でアイメイクをして困ったことはありません。

指先は感覚が敏感なので、案外、ブラシなどよりも細かな表現ができると思います。旅行に行くときも道具が少なくて済むので(笑)おすすめですよ~。ぜひお試しください♪

4.メイクの落とし方

メイクを落とすときにも、摩擦に要注意!

特に、落ちにくいメイク料を使っている場合は、しっかり落とすためにゴシゴシマッサージをしたくなります。でも、これでは摩擦を起こし、皮膚の薄い目元に負担を与えてしまいます。

メイク道具と同じ理由で、『拭き取りクレンジング』もおすすめしません。拭き取り用のシートはやわらかいものが多いとはいえ、紙ですので、肌にとっては硬い異物です。また、ぬぐうときにどうしても力が入りやすくなるのも心配です。

メイクをきちんと落とせるクレンジング剤を使って、手指の力を抜いて、やさしくマッサージをするように気をつけてください。

※ウォータープルーフ機能のあるメイク料を使うときの注意点

「ウォータープルーフ機能」や「水・汗に強い」アイメイク用品の中には、専用のクレンジング剤で落とすよう、注意書きのある商品も多いです。

どんなメイク料も、肌にとっては異物。きちんと落とさないと、肌トラブルの元になります!商品の指示に従って、専用クレンジング剤を使用しましょう。

ただし、『落ちにくいメイク料』を落とすためのクレンジング剤は敏感肌・乾燥肌には負担になることが多いです。

目元のくすみはもちろん、乾燥やシワ・たるみなどの肌トラブルを防ぐなら、肌に負担の少ないメイク料をおすすめします。

まとめ

このようにメイクの仕方に少し注意するだけで、知らず知らずのうちの引き起こしがちな目元の老化を止めることができます。

くすみのない、明るく透明感のある目元は、それだけ魅力的です。

本日ご紹介したメイク方法を参考に、目元のくすみ対策してくださいね♪

投稿日:2015.04.08

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