【まとめ】発表!敏感肌が使うならどっち?肌にやさしい除毛クリーム投票結果

「敏感肌でも安心して、除毛クリームは使えるのか?」を検証するこの企画。

お試ししたのは、口コミで人気の高い『ヴィート・バスタイム除毛クリーム プレミアムライン ナチュラルズ(敏感肌用)』と、『イッティ episara(エピサラ)』の2種類の除毛クリームです。

実際に除毛クリームを使用した、敏感肌のお試し隊6人はどのように感じたのでしょうか?

『ヴィート・バスタイム除毛クリーム(敏感肌用)』と、『イッティ episara(エピサラ)』どちらかを選ぶならどっち?

「選ぶならヴィート!」派
お試し隊1名/6人中

    選んだ理由

  • クリームが流れずに(エピサラはテクスチュアがやわらかすぎて、肌に乗せても流れやすく扱いづらかった)簡単に使用できたのはヴィート
  • ザラザラした目の粗いほうのスポンジを使わなければ、肌への刺激は気にならなかった
  • 除毛効果は、ヴィートのほうが優れている
「選ぶならエピサラ!」派
お試し隊5名/6人中

    選んだ理由

  • ヴィートと比べてにおいがきつくなかったので、お風呂場などでも使いやすい
  • 除毛効果は低かったものの、まあまあ満足のいく除毛効果があった
  • 肌につけたときや、使用中の刺激が少なかった

お試し隊の6人では、エピサラを選ぶ人が圧倒的に多い結果になりました!

エピサラは、除毛処理をした後にも「毛が残る」という感想があったものの、敏感肌の人が多いお試し隊では、やはり、肌への刺激が少なかったことが1番大きな要因です。
ヴィートが避けられた理由は、「肌に刺激があった」という感想が多かったものの、「スポンジを使わなければ使える」という意見も多数ありました。

今回使った除毛クリーム、今後も使ってみたいですか?

今後も「使ってみたい!」派
お試し隊4名/6人中

    その理由

  • かみそりなどで剃るのがむずかしい(見えにくい)脚の除毛処理にいいと思いました
  • クリームを塗る除毛法は、凹凸がある箇所の除毛には向いてると思いました。ただし、皮膚が丈夫な個所限定
  • 刺激の少ない除毛クリームであれば、カミソリで肌をけずるよりダメージが少ないように思う
  • 使用頻度を守れば、問題なく使えそう
  • 思っていたよりも簡単に使えたため、今後も使ってみたい
今後は「使わない!」派
お試し隊2名/6人中

    その理由

  • クリームを塗って、待って、こすって、洗い流すという行為が、あんがい面倒
  • 除毛後、肌に赤みが出たので、使おうと思いません
  • 刺激は少なくても、肌はヒリヒリしたので継続使用は怖いです

比較すると、「使ってみたい」という意見の方が多い結果となりました。

ただ、「使ってみたい」と答えた人も、「皮膚の強い場所限定」や「使用頻度を控える」など、条件付きの回答がありました。このことから、多少、肌への刺激は気になる様子がうかがえます。

また、全員が、「今行っているお手入れと比べて、肌の刺激が少なくなるか?」という点を基準に、回答したように思います。現在、カミソリで除毛をしている人は、より刺激の少ない「除毛クリームの使用」を選択。そして、もともと毛が少なく、頻繁に処理をする必要のない人は、「除毛クリームは使用しない」というような回答です。

お試しした結果詳細はこちらからご覧いただけます



ヴィート プレミアムライン ナチュラルズ バスタイム除毛クリーム 敏感肌用を使った詳細レポートはこちら


イッティ episara(エピサラ)を使った詳細レポートはこちら

除毛クリームを使ったまとめ

今回、敏感肌のお試し隊6人が2種類の除毛クリームを試したところ、以下のようなことが分かりました。

    敏感肌への影響

  • 全員、赤みや湿疹・かゆみが出たが、使用する除毛クリームにより、その度合いは異なっていた
  • 同じ除毛クリームでも、人によって、また日によって、赤み・湿疹などが出る場合、出ない場合があった
  • 何の刺激もなく使える場合(箇所)もあった
    除毛の効果

  • 毛が長い場合は、毛がきれいになくなりやすかった
  • 短い毛の場合は、除毛処理がしにくく、使用後にも肌に残ることがよくあった
  • 同じ人でも、除毛クリームにより、毛の残りやすさは違う
    効果の持続

  • どちらの除毛クリームも、2~3日すると、毛が目立ち始めた
  • 毛が少ない場所は、処理後1週間経っても、毛が気にならない場合がある
    お手入れのしやすさ

  • クリームがやわらかいと、塗り広げるときにたれやすいので注意が必要
  • クリームがやわらかいと、むらなく塗り広げることが難しく、処理漏れが出てくる
  • お手入れを続けるにあたり、お手入れがしやすいかどうかは重要

これらの特徴の中でも、敏感肌のお試し隊が重視していたのは、『敏感肌への影響』です。

除毛の効果としては、どちらの除毛クリームも、毛が長いときにはきれいに除毛されたものの、毛が短い時には残ってしまう結果になりました。特に、2つの除毛クリームのうち、『エピサラ』は、クリームがやわらかく、塗り広げることが難しかったこともあり、毛は残りやすい状況にありました。

それでも、『ヴィート』か『エピサラ』のどちらかとなると、お試し隊の多くは『エピサラ』を選んでいます。それは、肌への負担が少なかったことにあります。

ほとんどの除毛クリームに使われる有効成分として、『チオグリコール酸(カルシウム)』という成分があります。この成分が毛を溶かし、溶かされた毛をからめとることで、除毛することができるのです。今回使用した2つの除毛クリームにも配合されています。

ただ、違うこととして、『エピサラ』には、肌を考慮した成分が多く配合されていました。実際、『エピサラ』使用後に「肌がツルツルした」という隊員の感想がありました。また、赤みや湿疹が出たお試し隊も少なかったです。そのため、確かなことは言えませんが、配合成分が関係している可能性もゼロとは言えません。

敏感肌のお試し隊のうち、半数以上が「今後も除毛クリームを試してみたい」という回答をした結果から、敏感肌の人の除毛方法の1つとして、除毛クリームを試してみても良いことがわかります。除毛クリームを試す時には、『チオグリコール酸(カルシウム)』以外に、どんな成分が含まれているのかを確認し、選ぶと良いかもしれません。

ただ、肌に刺激があるのは、事実です。実際、お試し隊の全員が、赤み、かゆみ、湿疹が出ました。自分に合う除毛クリームを探したり、肌が敏感な時には使用を避けるなど、使い方の工夫が必要です。そして、使用前には、必ずパッチテストを行いましょう。

また、使用後の肌を落ち着かせるために、必ず十分な保湿を行いアフターケアをすることをおすすめします。

更新日:2017.10.01投稿日:2015.04.13

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スキンケアアドバイザー

雲林院典子

スキンケアアドバイザー歴18年、化粧品開発・販売歴は20年以上になる。3児の母であり、”0歳からのスキンケア”を実践している経験豊富さから、記事内容は幅広い。

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