ニキビは、毛穴に皮脂が詰まることで起こります。
だから、ニキビができると、だれでも皮脂を落とそうとします。
あなたも心当たりはありませんか?
脂取り紙を持ち歩いたり、一日に何度も洗顔をしたり、していないでしょうか?
実はこのスキンケアは、ニキビの改善にはつながりにくいです。皮脂は肌に必要なものだからです。
皮脂が出る本当の理由
たしかに、皮脂がでるとニキビはできやすくなります。でも、目を向けて欲しいのは、「なぜ皮脂がでているのか?」ということです。皮脂には本来、健やかな肌を保つための、とても大切な働きが2つあります。
- 肌の表面でフタのような役割をして水分の蒸発を防ぐ
- 外界からの刺激から肌を守る
という働きです。
だから、皮脂を取り除いてしまうと、無防備になった肌は乾燥して(役割①)、外的刺激に弱い敏感な状態(役割②)になります。
そして、このように乾燥して、敏感になった肌は 自分を守るために、 もっともっと大量の皮脂を出そうとします。
だから、脂取り紙や洗顔で、どんなに皮脂をとっても 皮脂がなくなることはないし、それでニキビが改善することはありません。
では、一体、どうすればいいのでしょうか?
皮脂との上手な付き合い方
まず、脂取り紙の代わりに、ティッシュで皮脂を取るようにしてください。
脂取り紙は、肌の皮脂を取りすぎてしまうため、おすすめできません。ティッシュで軽くおさえるくらいで十分です。
洗顔についてはどうでしょうか。
一日の汚れやメイクをきちんと落とし、肌を清潔にすることは、ニキビの解決にも欠かせません。
ただ、洗い過ぎは肌を敏感にさせてしまいます。朝晩の2回洗顔を基本として、どうしても皮脂や汚れが気になるときには、もう一度だけ行うといいでしょう。
洗う時には手に力を入れないこともポイントです。ゴシゴシと顔をこすると、摩擦が起こって肌に刺激を与えます。力を入れずに、やさしくなでるように洗ってください。
そして、次のように、洗顔料の選び方にも気をつけてください。
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更新日:2017.11.06投稿日:2013.07.10