コレステロール

  • 表示名称:コレステロール
  • INCIコード:Cholesterol
  • 一般名:コレステロール

コレステロールは、どのように作られるのか

人体組織の細胞膜や性ホルモンなど生物にとっては重要な生体成分で、白色の薄片状か粒状の結晶。

ほとんどあらゆる動物の組織中に、遊離状または高級脂肪酸エステルとして存在している。

体内において、肝臓、副腎皮質、皮膚、腸、腎臓、脳、動脈などにおいて合成されるといわれる。

コレステロールの性質

水には溶けず、水を抱え込む特質がある。

オイルにはよく溶ける性質をもっている。

融点が約150度の成分。

保湿効果、柔軟効果を併せ持っているので、表皮にやわらかい膜をつくり、肌のキメを整えハリを与える。

皮膚の分泌物中にも含まれ、皮膚への浸透性があり、刺激が少ない。

リポソーム構造の安定にも一役かうこともある。

コレステロールがよく使用される製品

化粧品には、エモリエント剤、乳化剤として広く使われている。

主に、乳化安定剤、皮膚コンディショニング剤、親油性増粘剤、油剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、美容液、基礎化粧品、ファンデーション、養毛剤などに配合。

更新日:2016.01.08投稿日:2013.11.22

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