乾燥肌のかゆみ撃退法!日常でできる痒み対策完全ガイド

乾燥肌が原因で起こるつらいかゆみを抑える方法を徹底解説!肌を傷つけずにかゆみを止める、日々の簡単ケアと予防策をご紹介。安心のスキンケアで快適な肌を取り戻しましょう。

乾燥による肌トラブルは皮膚の乾燥だけにとどまらず、痒みをもたらすことがあります。痒みに耐えかねて掻きむしった結果、皮膚ダメージが気掛かりですよね。そこで、日頃から実践可能な乾燥肌由来の痒み解消法をご提案します。

目次

肌の乾燥が痒みを誘発するメカニズム

肌の乾燥が引き起こす痒みには、大きく分けて二つの要因が存在します

皮膚バリアの防護力減退

皮膚の構造は、表面の表皮から始まり、その下に真皮、更に下に皮下組織があり、表皮の最外層は角質層で構成されています。角質層は天然保湿成分(NMF)、細胞間脂質、そして皮脂膜によって形成され、肌を外的刺激から守るバリア機能を果たしています。

しかし、角質層の水分が空気の乾燥などで減少すると、皮膚の防護機能が低下し、外部の刺激に敏感になり、痒みが発生しやすくなります。慢性的な刺激は、知覚神経の末端を通常の表皮と真皮の間から角質層近くまで延ばしてしまい、僅かな刺激でも痒みを感じるようになってしまいます。

痒みの負のスパイラルに陥っていることも

痒みが生じると、どうしても掻きたくなるものです。しかし、その行為が更なる痒みを誘発してしまうのです。

掻く行為により、神経ペプチドが放出され、痒みの元となるヒスタミンの生成を促進させ、痒みを強めてしまいます。更に、掻くことで炎症を引き起こしたり、皮膚の保護機能を損なったりし、痒みを悪化させるスパイラルに陥ります。

掻けば一時的に痒みが収まるように感じますが、結果として症状を重くするため、掻かない工夫をしつつ、痒みの根本的な原因を解消することが重要です。

​”痒み”を抑える日常のヒント

肌の乾燥からくる痒みを解消する日々の対策をご紹介いたします。

対策①肌への外部刺激をブロックする

痒みを感じる部位は、外部からの刺激を避けるようにしましょう。衣服や毛髪による擦れも刺激になる場合がありますし、花粉のようなアレルゲンも警戒が必要です。さらに、汗が原因で痒みを引き起こすこともあるため、発汗した際は速やかに拭き取り、家に帰ったら迅速にシャワーで清潔にすることが大切です。

現在の私の手のひら。

対策②化粧品の見直し

乾燥肌をお持ちの方は肌のバリアが弱まっていることが多いので、刺激の強い化粧品の使用は避けましょう。敏感肌や乾燥肌に配慮した製品を選ぶことが推奨されます。

化粧品には菌が増殖し、肌への刺激の原因になることも考えられますので、パフやブラシは定期的に清掃して、常に清潔に保つことが重要です。

対策③刺激物の多い食事を控える

辛いもの等の刺激物を摂取すると体温が上がり、痒みが生じやすくなります。できるだけ刺激の強い食べ物は避けた方が賢明です。

加えて、栄養バランスを整えた食生活を送ることも肌にとって有益です。特に乾燥肌の方は、肌のターンオーバーが正常でないことがありますので、肌の代謝を助けるビタミンA、B2、Cを欠かさずに摂取することが望ましいです。緑黄色野菜は特にお勧めします。

対策④充分な休息を確保する

肌トラブルや乾燥における痒みの背景には、睡眠不足が深く関わっています。睡眠不足は血行を悪化させ、肌の新陳代謝を阻害する原因になり得るとされています。さらに、睡眠時には細胞の修復や再生に必要な成長ホルモンが分泌されますので、睡眠が不足しているとこれらのプロセスも十分には働きません。

生活が忙しい中でも、質の良い睡眠を意識し、時にはゆったりと休息を取ることが重要です。良質な睡眠を取るためには、毎日同じ時間に床に就くようにしたり、就寝前のスマートフォンなどの光源からの刺激を避けたりすることが有効です。

対策⑤室内環境の適正化

室内の過度な乾燥は、肌の水分を逃がし乾燥肌の原因になります。特に暖房や冷房による空気の乾燥には注意が必要です。

暖房や冷房の温度設定を低めにし、空気が乾燥しがちな時には加湿器を活用するなどして、室内の湿度を保つよう心がけましょう。また、室内での洗濯物の干し方を工夫することでも湿度を上げることが可能です。

対策⑥適切な保湿ケアの選択

乾燥肌のケアには適切な保湿が必須です。洗顔や浴後は皮膚から水分が失われるため、化粧水で素早く肌に潤いを与えることが肝心です。特に乾燥肌を抱える方は、肌のバリア機能を支える成分が含まれたスキンケア製品が推奨されます。

スキンケアは、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液・クリームという順序で行うことで、製品の効果を最大限に活かし、肌に負担をかけずに済みます。

時間がないときは保湿パックを使うと良いでしょうが、もし化粧水の使用で痒みが増すようなら、スキンケアが刺激となっている可能性があります。その場合は、低刺激性でシンプルなケアを心がけてください。

​​【頭皮の乾燥】痒みに対処するための方法

乾燥肌をお持ちの方は、頭皮がカサついて痒くなることも少なくありません。頭皮の痒みに対処する際は、特に2つの方法が効果的です。

対策①使用するシャンプーと洗い方の見直し

頭皮が痒いと感じるときは、シャンプーが肌に合っていないことも考えられます。洗浄力が過剰なシャンプーは頭皮の必要な油分を取り過ぎ、乾燥を促進してしまうことがあります。頭皮の痒みが気になるなら、低刺激の製品に変えてみてください。

洗う方法にも配慮しましょう。力強く爪で洗うと、肌に必要な皮脂を取り過ぎたり、頭皮を傷つけたりする原因となり、痒みを増すことがあります。

シャンプー時は泡立ちをよくして、指の腹を使って洗うことを心がけましょう。また、シャンプーのすすぎ残しが頭皮トラブルの原因にもなり得るので、念入りにすすぐことが大切です。

対策②ドライヤーの使い方を見直す

髪を洗った後の乾かし方も頭皮の乾燥に影響しますので注意が必要です。ドライヤーを使い過ぎると頭皮の乾燥を引き起こします。しかし、自然乾燥も推奨されません。濡れた状態が持続することで、雑菌が繁殖し痒みやフケの原因となり得るからです。

乾燥を防ぐには、適切なドライヤーの使い方を身に付けましょう。

まずは、タオルドライを丁寧に行い、髪と同様に頭皮の水分も優しく拭き取ります。これによってドライヤーの使用時間を減らせます。

ドライヤーは髪から10cm以上離して使い、髪の根本や内側から乾かし始めましょう。同じ箇所に長時間熱風を当て続けないように、手を使って毛先を揺らしながら乾かすと良いでしょう。表面は根元が十分に乾いた後に乾かします。そして、最後に冷風を使いこもった熱を冷ましましょう。

総括

肌の乾燥が原因の痒みに対しては、まず発生を避け、次に保湿ケアをすることがカギを握ります。適切な保湿方法を取り入れ、皮膚の保護層である角層の機能を回復させましょう。また、日々の生活の中にも様々な痒みの対処法が存在します。思いがけず乾燥を促している習慣もあるかもしれませんので、一度見直してみることをお勧めします。

更新日:投稿日:2024.03.02

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