夏に肌が乾燥するのは当たり前!粉吹き・かさつきを招く意外な原因とは?

「夏に肌は乾燥しない」

一般的に、これは当たり前のことだと思われています。

でも、今、この記事を読んでくださっているあなたは、次のようなことでお悩みではないでしょうか?

  • 夏なのに、顔がつっぱる
  • 夏なのに、頬がカサカサしている
  • 夏なのに、粉がふく

つまり、「夏なのに、肌の乾燥状態がなくならない!」ということですね。

乾燥しないはずの季節なのに、冬と同じような肌状態が続き、不安を感じていらっしゃるかもしれません。

もしそうなら、今日でそのお悩みは解消できます。

実は、今の季節に乾燥を感じるのは、ある意味、当たり前のことなのです。

その理由が分かれば、肌の乾燥を改善する方法も見つかります。

さらに、夏に正しい方法で乾燥対策を行えば、秋から冬にかけての本格的な乾燥シーズンを、うるおい肌で迎えることができます!

そう考えると、今、乾燥を感じているのはラッキーなことかもしれませんね。

それでは、うるおい肌を目指して、「なぜ、夏なのに肌が乾燥するのか?」という疑問について、掘り下げていきましょう!

新常識!
夏の肌は乾燥して当たり前

「夏は冬よりも乾燥しない」

当たり前だと思われているこの認識が、実は、誤りなのです。

確かに、屋外の湿度は、夏になると一気に上昇します。

カラカラに乾いた冬の空気なら、触れるだけで、肌の水分を奪っていきますが、湿気を帯びた夏の空気なら、そんなことはありません。

この点だけを考えると、夏は冬より乾燥しない、と言えます。

でも、肌を取り巻く環境を考えると、「夏の肌は乾燥しない」とはとても言えません。

肌を乾燥させる夏の要素を、順番に見ていきましょう。

肌を乾燥させる要素
1.夏の紫外線

夏といえば、紫外線。

紫外線が肌に与えるダメージには、次の2種類があります。

● 肌を赤く焼く肌表面のダメージ

● 肌の奥まで達し、肌細胞を傷つけるダメージ

このどちらも、肌の乾燥を招きます。

肌が炎症を起こすと・・・

部分的に血管が拡張し、肌の温度が高くなります。

肌の温度が高くなると、肌から水分が蒸発しやすくなります。

その結果、肌の乾燥が促されてしまいます。

肌細胞が傷つくと・・・

肌の生まれ変わりがうまく行われず、肌自体が未熟な細胞で構成されてしまいます。

成熟した肌細胞がぴったりすきまなく並んでいるのが健康な肌です。

未熟な細胞で構成された肌は、すきまだらけで、いわゆるバリア機能が弱まった状態。

水分を維持する力が弱いため、どんどん蒸発し、肌を乾燥させてしまいます。

肌を乾燥させる要素
2.夏にかく汗

紫外線と同様に、夏に避けて通れないのが汗です。

上昇した体温を下げるために、大量の汗をかいて水分を蒸発させ、体から熱を奪うのがその役割です。

体にとっては必要不可欠な働きなのですが、大量の水分が出ていくのですから、肌は当然乾燥します。

肌を乾燥させる要素
3.クーラーや扇風機などの冷房

家の中はもちろん、会社や学校・スーパーやデパートなどの外出先などなど、今はどこに行っても室温調整がされており、冷房がしっかりきいています。

カンカン照りの屋外から、冷房のきいた室内に一歩踏み込めば、体がスーッと涼しくなって、気持ちがいいですよね。

でも、このスーッとした涼しさこそ、肌から水分が蒸発することによって生まれている爽快感です。

さらに、室温が低いということは、湿度が低いということでもあります。

空気中に含まれる水分は、温度によって変わります。

温度が高いほど、たくさんの水分を含むことができます。熱帯雨林や蒸し暑い東南アジアなどを思い浮かべると納得ですね。

逆に考えると、『室温を下げる』とは、『空気中の水分量を減らす』ということです。
そして、この乾燥した空気は、肌の水分を奪っていきます。

冒頭でお話した『冬の空気』と同じですね。

いくら屋外の湿度が高い夏でも、冷房がきいた室内は、冬の外気と同じように空気が乾燥しているのです。

まとめ
紫外線・汗・冷房といった夏特有の環境によって、夏の肌は乾燥しやすい

いかがでしょうか?

こうやって細かく見てみると、「夏は肌が乾燥する」というのも、当然のように思えてきますね。

「夏なのに、肌が乾燥するのは、このせいだったのか!」と、納得される部分もあったと思います。

紫外線・汗・空調による乾燥、これらと無縁に夏を過ごすのは、なかなか難しいです。
どれも決して特別なものではなく、誰もが日常の中で受けてしまう要素です。

つまり、誰にとっても、夏は肌が乾燥する季節なのです。

あなたの肌が現在、水分を維持する力が弱っていたり(乾燥肌)、刺激に対して過敏な状態(バリア機能が弱った肌)であれば、なおのことです。

さらに!

実は、夏の乾燥肌には、もうひとつの要因があります。

それは、「夏は肌が乾燥しない」という誤解によって行われる『誤ったスキンケア』です。

例えば・・・

夏の肌を乾燥させる
『誤ったスキンケア』

こんなケアが肌を乾燥させる
1. 化粧水をたっぷり使うケアや
オイルを避けたスキンケア

夏は、汗や皮脂の量が多くなるため、とにかくサッパリしたいものです。

逆に、オイルやクリームといった油分の多い化粧品は、「肌がベタベタする」「皮脂が出そう」というイメージがあります。

そこでよく行われるのが、化粧水をとにかくたっぷり使うケアや、油分が配合されていない化粧品で行うケアです。

肌に保湿が大切なことは、世の中でもよく知られているので、「とにかく水分をしっかり与えておけば、保湿できるよね!」という工夫が伺える考え方です。

でも、残念ながら、これは肌を乾燥させてしまいます。

水分をどんなに与えても、保湿はできないんですよね・・・。

乾燥肌の方ならよくご存じだと思います。

湯船につかってお風呂から上がった後、しばらく肌はしっとりしていますが、時間が経過すると、だんだんカサついてきます。

これは、肌の表面から、水分がどんどん蒸発していくからです。

こんなたとえ話をすると、「化粧水とお風呂の湯は、成分が違うでしょ!」とツッコミがはいるかもしれませんね^^

確かに、保湿成分がたっぷり配合された高機能・高級化粧水なら、肌をしっとりさせる効果が期待できます。

でも、世の中のほとんどの化粧水は、配合成分の約90%が水(H2O)でできています。
つまり、お風呂の湯ともそんなに変わらないのです・・・。

で、お風呂上りで肌がしっとりしているときに、ボディークリームを塗ると、カサつきがましになりますよね。

このように、肌に水分を維持するためには、油分や保湿成分が必要なのです。

ですから、夏といえども、油分を避けていると、肌は乾燥しやすくなります。

こんなケアが肌を乾燥させる
2.スーッとする化粧水や
収れん化粧水を使ったスキンケア

肌が乾燥する一方で、現在、頬や鼻の毛穴が気になる・・・という方は多いと思います。

こういうときは、キュッと肌を引き締めるような化粧品を使いたくなります。

でも、実はこれも逆効果なんです。

一般に『収れん作用』や『引き締め効果』が謳われる化粧品があります。

これらの多くには、揮発性(蒸発する性質)の高い成分(おもにアルコールです)が配合されています。

揮発性が高いので、肌につけるとその瞬間に蒸発し、それがス~~っとした清涼感につながるのです。
なんだか肌表面の皮脂もサラサラになるような気がします。

でも、アルコールなどの揮発性の高い成分は、肌に刺激となりやすいうえ、蒸発するときに肌の水分も奪っていきます。

つまり、肌の乾燥を促してしまうのです。

こんなケアが肌を乾燥させる
3.1日に2回以上、洗顔料で顔を洗うこと

夏は冬と比べて、洗顔の回数を増やしがちです。

肌の潤いは、肌表面にある皮脂膜によって守られています。

洗顔をすると、この皮脂膜がなくなります。

健康な肌だと、しばらくすれば、また皮脂が分泌されて、肌の水分を守ってくれるのですが、乾燥肌だと少し事情が異なります。
皮脂がきちんと分泌されなかったり、分泌されるまでに時間がかかることがあるのです。

その結果、肌はますます乾燥してしまいます。

洗顔の回数を増やすと、皮脂を取る回数が多くなります。

乾燥肌の人なら、洗顔料を使って洗顔をするのは、多くて1日2回まででよいでしょう。

こんなケアが肌を乾燥させる
4.『サッパリタイプ』の洗顔料を使うこと

また、冬は『しっとりタイプ』の洗顔料を使っていた人も、夏になると『さっぱりタイプ』に変えることがあります。

一般的に『さっぱりタイプ』の洗顔料は、皮脂を取る力(洗浄力)が強いです。

他に、こんなものもあります。

  • オイルタイプのクレンジング剤
  • 泡の状態ででてくる洗顔フォーム
  • 石けん素地100%の固形石鹸

このような洗顔料で、肌のうるおい成分である皮脂を取りすぎることが、夏の乾燥肌を促していることも多いです。

ちなみに、このように皮脂を取りすぎるケアは、脂性肌・オイリー肌を招きます。

例えば、「頬や口の周りは乾燥しているのに、Tゾーンは皮脂のテカリが気になる!」という場合は、乾燥が原因となり皮脂過剰の状態になっているおそれがあります。

乾燥も困りますが、皮脂のテカリが目立つのも避けたいですよね><
どうぞご安心ください。
乾燥も皮脂過剰も、正しく乾燥対策を行うことで解消できます^^

「夏なのに乾燥する!」はこう防ぐ!
夏の正しい乾燥対策

ここまでで、夏に肌が乾燥しやすい原因をたくさん見てきました。

原因が分かれば、対策が取れます。
つまり、原因を取り除き、その逆の行動をとればいいですよね。

まずは、乾燥しにくい環境づくりが大切です。

例えば、エアコンがガンガンにかかっている職場や自宅の場合、加湿器を稼働させるのはとてもおすすめです。

加湿器と言えば、冬に使用するイメージがありますが、すでに夏の室内の湿度の低さについてご存知ですので、「夏に加湿器?」とは思われないと思います^^

また、冷房のきいた場所へお出かけする場合は、日中に保湿ができるようスキンケア用品を携帯できるといいですね。

乾燥肌・敏感肌の方は特に、朝にしっかり保湿ケアをしても、日中になると水分不足になりやすいです。
夏の過酷な状況ならなおさらです。

ぜひ、日中にも保湿をする工夫をしてみてください。

あわせて、スキンケアの方法も見直してみましょう。

  1. 水分と共に油分や保湿成分を与える保湿ケアを行う
  2. スーッとするタイプの化粧水は使用を控える
  3. 洗顔料を使った洗顔は、1日2回までとする
  4. 洗浄力がマイルドな洗顔料を使う

スキンケアに関しては、この4つを行うように気を付けてみてください。

このとき、保湿ケアの方法には注意が必要です。

先ほどお話したように、たっぷり化粧水を使うだけでは肌はうるおいません。
かといって、オイルやクリームで肌にフタをする方法も、実は、正しい保湿ケアにはならないのです。

「ちゃんと保湿ケアしているのに、乾燥する」という場合や、「これ以上、どうやって肌をうるおせばいいかわからない」という場合には、こちらの記事をご覧ください。夏の乾燥肌に必要な保湿の方法が分かりますよ。

更新日:2017.12.07投稿日:2018.02.23

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