乾燥肌は、体内にある水分を保持する保湿成分が少ないことでおこります。

これは、持って生まれた肌質もありますが、加齢とともにこの保湿成分が減少することもあります。そのため、肌の乾燥は、年齢を重ねるとすべての人に起こり得ます。

そこで、低下した肌の保湿機能を補うために、『サプリメントを飲む』という乾燥肌対策があります。

乾燥肌向けサプリメントで
人気の保湿成分

保湿の効果では、次の成分が有名です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、1gに対して、約6リットルもの水分を保持するという高い保湿能力があります。体内では、水と強く結び付き、ゲル状をなし、細胞間や組織間を埋める接着剤の役割を果たしています。

セラミド

セラミドは、皮膚の角質層にある細胞間脂質の主成分です。水と油の両方になじむ性質があり、水分と油分の層(ラメラ構造)を形成して、水分を抱え込みます。

ビタミンA

皮膚や粘膜を正常に保つ働きをする栄養素です。角質層で保湿の役割を果たしている天然保湿因子の生成を促す役割があります。

亜鉛

肌の材料であるタンパク質や、肌のハリを担っているコラーゲン線維の生成に欠かせない栄養素です。

こういった成分をサプリメントから摂取して、足りない分を身体に補うのが、この乾燥肌対策の目的です。

しかし、残念ながら、人の体はそんなに簡単なものではありません。

サプリメントで摂取した保湿成分は
体に吸収されるのか?

例えば、ヒアルロン酸を例に見てみましょう。多くの人は、単純に「不足した成分をサプリメントで摂れば、体に補える(増える)」と思っています。でも、これは大間違いです。

体内のヒアルロン酸が足りないからと言って、ヒアルロン酸のサプリメントを飲んでも、大した意味はありません。我々が口から摂取したものは、どんなものでも、胃で消化されて、腸で吸収されます。これは、ヒアルロン酸の場合でも同じです。

ヒアルロン酸というのは、簡単に言うと、糖がいくつもくっついたもので、分子が非常に大きな物質です。そのままの構造では体に吸収できません。

だからまず、胃で消化されます。胃で消化されるということは、ブチブチと構造が切断され、体内に吸収されるでサイズの糖に変えられるということです。この時点で、これはもはやヒアルロン酸ではありません。単なる『糖』です。

さて、糖が増えることで、体内にヒアルロン酸が増えるでしょうか?

考えるまでもありませんね。増えるわけがありません。

まとめ

『サプリメント』は日本語に訳すと、『健康食品』『栄養補助食品』です。あくまで食品なのです。薬ではありません。

だから、肌の保湿力が高まったり、肌の乾燥が改善される効果のあるサプリメントは、実は一つもないのです。

もっと言えば、健康食品を食べるぐらいなら、美味しい食事を食べたほうが体も喜びますし、喜びを感じることは精神的にも良いと思います。

実際、栄養素を食べ物で摂ることは乾燥改善に効果的です。というのも、栄養素は、体に不足する成分を作る材料になるからです。

つまり、保湿効果のある成分をそのものを摂取するのではなく、その成分の材料をバランス良く豊富にそろえることで、保湿成分が作られやすい体を作ることができるのです。

また、あなたが乾燥でお悩みなら、スキンケアをしっかり行ってください。

食生活に気を付け、体の内側から健康な肌を作ることは必要ですが、時間がかかります。より効果的に潤いのある肌を作るには、体の外側から保湿をすることが非常に大切です。

もし、毎日スキンケアをしているのに肌トラブルがなくならないなら、保湿の方法が間違っているのかもしれません。『正しい保湿』を行うためのスキンケアは、今すぐこちらをクリック

2015年10月26日追記

上記は約2年前に書いた記事で、現在、私は自分自身でサプリメントの摂取実験を行っています。

目的は、『健康食品を摂取することでの、人体への保湿効果』の有無を確認するためです。

この実験の過程で、私はこれまでに気づかなかった抜け道に気づきました。そして、そこから大きな成果につながりそうな結果が出てきました。

実験の詳細は『ヒアルロン酸サプリメントの中身はウソだらけ!驚きの事実と本当の効果とは』をご覧ください。